バリアフリーなアート・プロジェクト「アート・インクルージョン」


アートを通して全ての人を優しく包み込む社会を実現するという使命のため、アート・インクルージョンは活動開始時から地域に根ざしたバリアフリーなアート・プロジェクトを展開してきました。
ここでいう「バリアフリーなアート・プロジェクト」というのは、広い意味での「アート」を通して、障がいや性別、年齢、国籍など社会に存在するさまざまなバリアーを超え、お互いを認め合う機会をつくっていく営みです。
「アート」というのは何も絵画や彫刻などに限りません。また、技術的に優れているかどうか、知識をたくさん持ち合わせているかどうかも重要ではありません。むしろそうした既存の価値観を超えたところや、それらを揺り動かすところに、「アート」というものは宿ると考えています。
どうしても「常識」や「社会」から逸脱してしまう、そうならざるを得ないというのは、社会生活を円滑に送るためには困難な状態でしょう。しかしそれによって社会を揺り動かし、本当にそれがみんなにとっていいことなのかを問い直すことは、実は社会にとって非常に重要なことなのではないでしょうか。
私たちはひとりひとりに宿るユニークな表現活動を、常に社会との関わりの中で行っていこうとの思いで「アート・プロジェクト」を展開しています。


主なアート・プロジェクト

■アート・インクルージョン
2010年から毎年秋に仙台市太白区長町エリア一帯で行われているアート・プロジェクト。
長町駅前広場やララガーデン長町、長町遊楽庵びすた〜りを会場に行われるステージのほか、商店街有志による企画展示やあすと長町仮設住宅での「おしるこカフェ」など、アートの力で長町の新たな魅力発見を行っています。
■サンキューアート
震災復興に奔走する美術家・開発好明氏により2001年から3月9日を「アートでサンキューする日」にしようという運動「サンキューアートの日」にちなみ、仙台市長町エリアを中心に商店街などと連携して展示や販売、それにともなうサービスを提供。
■Aiどんどこ市
福祉事業所の日頃の仕事の成果を一般に広く見てもらうことを目的に、一般の出店者とともにさまざまな販売や発表を行う場。
2013年からは仙台放送祭りとともに勾当台公園で開催。
■おしるこカフェ
2012年1月より千葉のアートNPO「コミュニティアート・ふなばし」とともに仙台市最大の仮設住宅「あすと長町仮設住宅」で月に一度開いているおしるこを食べる会。
被災した方々から宮城の食文化について学びながら、失われた日常とコミュニティとを取り戻す試みを行っています。
■ほっとタウン本町ちいさなちいさな展覧会
仙台市青葉区にある本町商店街を舞台に毎年12月に行われている「ほっとタウン本町ちいさなちいさな展覧会」。そこでの企画展示をアート・インクルージョンが担当。各店舗と表現者とが少しずつ交流を重ねながら、年間通した展示の試みへと変化しつつあります。

Aiマーケット
アートインクルージョンファクトリー